「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)撲滅委員会」(委員長=松澤佑次・日本肥満学会理事長)が4日、大阪市内のホテルで開かれた。
松澤委員長のほか、北徹・神戸市立医療センター中央市民病院長、島本和明・札幌医科大教授、渡邊昌・国立健康・栄養研究所理事長が出席。日本の将来の健康づくりについて、動脈硬化学会や高血圧学会のガイドライン作成の取り組みなどが披露された。
松澤委員長は「メタボの考え方は一般に理解されており、今後は実際の行動に移りやすくするための自転車道づくりなど環境整備や、小児の肥満などの問題に目を向けていきたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000501-san-soci
・コメント
非常に重要なことだと思います。メタボは健康を害するだけでなく医療費増大の温床です。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)撲滅委員会などがあるとは知りませんでしたのでちょっと調べてみました。
以下 メタボリックシンドローム撲滅委員会より抜粋
現在、わが国は世界に例を見ないスピードで高齢化社会が進行しており、厚生労働省は健康寿命の延伸をテーマに、2000年より「健康日本21」運動に取り組んでいます。しかし、それ以降も糖尿病をはじめ、高血圧、高脂血症など生活習慣病の患者・予備群は増加し、医療費の増大にも歯止めがかかっていません。これらの疾患の発症や悪化には、「内臓脂肪型肥満」が大きな関わりを持つことが明らかになっていますが、この「内臓脂肪型肥満」に加え、さらに血糖値、血圧、血清脂質のうち二つ以上が危険域にある場合をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んでいます。
2005年4月には、内科系8学会(日本動脈硬化学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本内科学会、日本腎臓学会、日本血栓止血学会)が合同委員会を編成し、メタボリックシンドロームの診断基準を作成しました。メタボリックシンドロームの状態では、動脈硬化が年齢相応より早く進行し、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが大きくなりますので、その改善が重要になります。
産経新聞社およびフジサンケイグループ各社は、厚生労働省の後援を得て、関連学会・諸団体、協賛企業各社とともに、2006年1月に松澤佑次(財)住友病院院長(日本肥満学会理事長)を委員長とする「メタボリックシンドローム撲滅委員会」を発足させ、メタボリックシンドロームの危険性を広く啓発し、国民の健康づくりを支援するメタボリックシンドローム撲滅運動を推進しています。
すごい大規模でやっているんですね。
以下の検診用ツールまであります。
参考にしてみてくださいね。
参考 メタボリックシンドローム WIKI
内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態をいう。
以前よりシンドロームX、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと呼称されてきた病態を統合整理した概念である。WHO、アメリカ合衆国、日本では診断基準が異なる。
高血糖や高血圧はそれぞれ単独でもリスクを高める要因であるが、これらが多数重積すると相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるため、リスク重積状態を「より早期に把握」しようという試みが考えられてきた。
このようなリスクの集積は、偶然に起きるのではなく、何らかの共通基盤に基づくと考えらている。日本では特に内臓脂肪の蓄積による肥満が共通の基盤として着目し、腹部肥満=男性型肥満ともいわれている上半身型肥満=リンゴ型肥満に対して注意が呼びかけられている。
特に日本人は民族的特徴から、米国人よりこのメタボリックシンドロームに悪影響を受けやすいとされる。



「予防で医療費を減らせるの?」と疑問視する向きもありますが、オバマ政権もこれを強く打ち出すようで、世界的な潮流になりそうです。