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2008年11月01日

南アフリカで4人死亡の病原体、新型ウイルスと判明


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南アフリカ保健省は30日、ヨハネスブルク(Johannesburg)で4人が死亡した感染性のウイルス性出血熱の病原が、新型のアレナウイルスであることが特定されたと発表した。

 南アフリカの国立感染症研究所(National Institute of Communicable Diseases、NICD)のBarry Schoub氏は、米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)が検査を行い、新型のウイルスを突き止めたと語った。

 南アフリカ保健省によると、最初にウイルスの感染が確認されたのは、ザンビアからヨハネスブルクの病院に航空機で搬送された女性だった。女性は入院から2日後に死亡。その後、この女性に同行していた医師と、女性と接触があった看護師および清掃員が死亡した。

 NICDのJanusz Paweska氏は、「現在、病院で監視下にある患者は、(抗ウイルス)治療に対して良好な反応を示している」と語った。

 Paweska氏は、ほかにも100人ほどが、この新型ウイルスに感染している可能性があるとして監視下に置かれているが、危険な状態は脱しているようだと述べた。

・コメント
 ウイルス感染症の場合、細菌とは異なり抗ウイルス治療薬で治療できるものは限られています。

 ウイルスは自身の細胞を有しないため、細菌など病原体の細胞を直接破壊する抗生物質療法とは異なり、新型ウイルスに対する対応は、新型ウイルス独自の治療薬が必要となるからです。

 こういったウイルスに対応すべきは国際的な枠組みで実施せざるを得ません。人類に対する脅威です。情報の共有を図る必要性があると思います。

参考 アレナウイルス WIKI
 ウイルスの分類における一科。一本鎖のアンビセンスRNA2分子をゲノムとするRNAウイルス。ビリオンは直径50~300nmであり、エンベロープを有する。ビリオン内に宿主由来のリボソームとRNAをもつ。宿主細胞の細胞質内で増殖し、細胞質内封入体を形成する。

* Genus Arenavirus
o ラッサウイルス(Lassa virus)
o リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(lymphocytic choriomeningitis virus;LCMC)
o アルゼンチン出血熱ウイルス(Argentine hemorrhagic fever virus)=フニンウイルス(Junin virus)
o ボリビア出血熱ウイルス(Bolivian hemorrhagic fever virus)=マチュポウイルス(Machupo virus)
o タカリベウイルス(Tacaribe virus)
* Genus Deltavirus
o D型肝炎ウイルス(hepatitis delta virus)

 

posted by kei at 05:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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