【7月15日 AFP】コンピューターで仕事をしながらウオーキングができる「ウオークステーション(Walkstation)」なる運動器具を導入する企業が増えている。社員の体力維持と医療費の削減が狙いだ。
コンピューターとトレッドミルを合体させたこの器具は、最大時速が3キロで仕事をしながらの歩行が可能。心拍数が上がることはなく、汗をかくこともない。ゆっくりとした歩行ながらも、健康を大幅に増進させてくれると愛好者は言う。
米ミシガン州(Michigan)にあるオフィス用什器メーカー、スティールケース(Steelcase)の関連会社であるディテールズ(Details)が製造する「ウオークステーション」は前年、アリゾナ州(Arizona)メイヨークリニック(Mayo Clinic)のジェームズ・レビン(James Levine)氏による健康と運動に関する研究に基づいて開発された。
研究では、時速1.6キロという非常にゆっくりとした歩行でもエネルギー消費量が1時間あたり100カロリー増加することがわかった。コンピューター操作などのデスクワークが中心の多くのオフィスワーカーにとって、軽微な運動でも健康の向上に役立つと考えられる。
レビン氏は「ウオークステーション」は仕事の合間の動きを増やす程度のものながら、非運動性エネルギー消費(non-exercise activity thermogenesis、NEAT)と称される「激しい運動を伴わない継続的な動き」を実現してくれると太鼓判を押す。
コンサルタント会社「チャレンジャー・グレー&クリスマス(Challenger Gray & Christmas)」のジョン・チャレンジャー(John Challenger)CEOは、企業は増大する医療費を抑制する方法を模索しており、従業員の健康管理のためにも、包括的な健康プログラムの導入に積極的になってきていると話す。
ディテールズ社によると、1台の価格は4500ドル(約48万円)で、1週間に30-40台が売れる。ユーザーの多くは1日あたり数時間、ウオークステーションを使用する。
同社の社長は自ら68日間、ウオークステーションを利用。308キロを歩き、3万2000カロリーを消費して、それ以外には生活習慣をいっさい変えることなく、5キロの減量に成功したそうだ。
・コメント
最近問題になっているメタボは、運動不足が原因と言われていますが、根本的な問題として実際に運動する時間がないといった現状を忘れてはならないと思います。
こういった、デスクワークしながらとか、会議しながらとか運動といった発想は非常におもしろい試みだと思います。
古代オリエントでは、歩きながら議論するのは当然のごとく行われており歩くことにより集中力を高め発想を豊かにする効果もあるそうです。
ついでに発電もできれば一石三鳥なのですが・・・どうでしょう?。
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